がんセンター誘致

 静岡県に高度医療機関を作る計画があるらしい・・・そんな情報を聞きつけた企画課の上司が、町内への誘致にむけ早速仕掛けました。

 知事と地域住民が意見交換する「移動知事室」において、「県東部には高度な治療ができる大きな病院が少ない。ぜひ欲しい。」長泉町からの参加者に発言を依頼し、知事にいち早く長泉町を候補地として印象づけました。

 その後、町内の建設候補地を検討し、この場所はどうかと、具体的な位置や様々な情報を書き入れた地図を持って、県庁の担当課に出向きました。「長泉町さん、やることが早いね!」と好印象でした。

 誘致活動が成功し、長泉町への建設が決まると、がんセンター周辺に町としての開発構想の策定を始めます。「健康の丘構想」と名付け、健康関連の施策の拠点としての土地利用やソフト事業の展開を打ち出します。 これが県版の「ファルマバレー構想」という名称のヒントになったと自負していますがどうでしょう。